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街裏ぴんく 今年の漢字は“白”R-1チャンプ獲得後「SNSの批判で白髪が増えた」


R-1チャンピオン街裏ぴんくが、全国ツアー「信じてもらえない男」の最終公演を前に取材に応じた。彼にとって全国ツアーは20年来の夢であり、各地での観客の熱量を肌で感じたことを語った。初訪問の広島、愛媛、新潟、福岡では特に多くの反応を得た。愛媛での温かい雰囲気に手応えを感じ、大阪では予定より長いパフォーマンスをしてしまったことを振り返った。メディア出演が増えた一方で、「ラジオ番組が少なくなった」と懸念を示し、新たな機会を求めている。2025年への展望として「色を付けていきたい」と意気込んでいる。

全国ツアー「信じてもらえない男」最終公演前に取材に応じた街裏ぴんく

24年R-1チャンピオン街裏ぴんく(39)が20日、東京・なかのZERO小ホールで、街裏ぴんく漫談独演会10大都市ツアー「信じてもらえない男」最終公演前に取材に応じた。

同ツアーは10月11日の沖縄公演を皮切りに札幌、仙台、大阪、名古屋、広島、愛媛、新潟、福岡を巡り、東京公演がツアーファイナルとなる。

全国ツアーを「ずっと20年の夢だった」とし、「応援してくれる人がどれくらいいるのか、全国の熱量を知りたかった」と話した。今回、広島、愛媛、新潟、福岡の4都市が初訪問となったが、「愛媛、新潟はどっちも熱量が半端なかった」と振り返った。「今は、とにかく終わっちゃうのがさみしい。すぐにでも周りたい。中毒性がある」とも語った。

「広島では明らかにやばそうな人に絡まれた」という。「黒のロンティーにオールバックの方に気付かれて面倒だなと思ったら、めっちゃファンだった。1度離れた後もまた戻ってきて、『迷っているなら案内しますよ』と声をかけてくれた」と話した。

最も手応えを感じたのは愛媛だった。「理由は分からないけど、なんか温かかった。愛媛は穏やかな性質らしくて、演劇でもバッドエンドを好まないらしいです。県民性ですかね」。また、「もっと頑張れたのは大阪」とし、「乗り過ぎて、1本目のネタで30分やってしまった。長すぎた」と振り返った。

3月にR-1で優勝するとメディアで引っ張りだことなった。だが、「テレビはもうすっからかんになっちゃった」。だが、「ラジオはめっちゃ多い」という。「ラジオはやりたいことができるけど、番組が終わってしまったので、誰かお願いします」と呼びかけた。

そんな今年を漢字1文字で「白」とした。「緊張で頭が真っ白になるし、メディアも初めてで真っ白状態だった」とし、「SNSでの批判され過ぎて白髪が増えた」と笑った。「R-1まではなかったけど、髪にもひげにも生えてきて…。絶対にそのせい」と力説し、「嫁にも『よう乗り越えたね』と言われた」と明かした。

2025年は「これから色を付けていきたい」とうまくまとめた。

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