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丘みどり、初主演舞台で共演者絶賛の演技力披露 押しかけ女房役「本当の夫婦愛を見て」


演歌歌手の丘みどりが、デビュー20周年を迎えて初主演する舞台『おちか奮闘記』の公開リハーサルが都内で行われた。丘は、明治時代を舞台にした物語で、三味線奏者に恋し押しかけ女房となるおちかを演じる。本舞台では、演技初挑戦の丘が、夫役の三田村邦彦や母親役の河合雪之丞などと共に挑戦する姿が注目されている。丘は「演技が初めてで緊張しているが舞台女優として成長した姿を見せたい」と意気込みを語った。共演者からもその演技力が高く評価されており、『丘みどりは演歌歌手だった』と思われるほどの演技を目指している。

初主演舞台「おちか奮闘記」公開げいこで。左から、瀬戸摩純、賀集利樹、三田村邦彦、丘みどり、河合雪之丞、松本慎也

デビュー20周年を迎える演歌歌手丘みどり(40)が19日、初主演舞台「おちか奮闘記」(1月2日から、東京・三越劇場)の公開げいこを都内で行った。

明治時代を舞台に、人形浄瑠璃の三味線奏者の芸にほれ込み、押しかけ女房となる娘、おちかを演じる。この日は、芸に生きる夫のため、周囲の意見にも聞く耳を持たないおちかのシーンなど、2場2曲を披露した。

岡は「ふだん演歌を歌っているので、初主演舞台がこんな大きな舞台ということで緊張しています」とし、「演技が初めてということで、何も分からず、戸の開け方から座り方まで、ひとつひとつの所作を教えていただいている毎日です」。

作品について「本当の夫婦愛とは何か、人の世の情けとは何か、そんなことに気付いていくおちかの心の変化や成長を見ていただきたい」。また「『丘みどりって演歌歌手だったね』と後付けで思っていただけるような、舞台女優として見ていただけるような、そんな舞台にできたらと思っております」と思いを語った。

夫役を演じる三田村邦彦(71)は「ギャラをいただきながらけいこ場で岡さんの生歌、生声を聞かせていただき大変うれしい」。母親役の河合雪之丞(54)は、丘の演技に「初めての舞台とは思えないほどすてきなおちかを演じてくださっている」と絶賛していた。

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