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いしだ壱成、松本人志の言葉に号泣「役者やろう。やってやる!」再起決意した過去


俳優いしだ壱成は、自身のYouTube出演を通じて俳優として再出発を決意した背景を語りました。彼はこれまでの人生での試練が役者としての糧になると考え、特にダウンタウンの松本人志からの励ましの言葉に感銘を受けました。50歳になる壱成は以前うつ病を患い、石川県に移住して療養していましたが、新しいパートナーとの出会いや植毛手術の経験を経て、再び芸能活動に意欲を見せています。精神的に不安定な時期もありながらも、自身で営業やマネジメントを行い、俳優業に本腰を入れる決意を固めました。

いしだ壱成(2023年3月撮影)

俳優いしだ壱成(50)が17日までにYouTubeチャンネル「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」に出演。俳優としての再起を決意した出来事について話した。

いしだはこれまで数回に渡って同チャンネルに出演。父・石田純一と離婚した母に引き取られ、移住した鹿児島県・屋久島などでヒッピー的な自給自足生活をしていたという幼少期や、芸能界で一躍スターダムを駆け上がった後も環境の変化に戸惑い、バックパッカーとしてアジアのディープな街をめぐるようになるなど、世間一般に知られたパブリックイメージとは異なる“素”の一面を明かした。

18年には24歳年下の元タレント飯村貴子と3度目の結婚をして話題となったが、バッシングや誹謗(ひぼう)中傷を受けたことで、かねて患っていたうつ病が悪化し、石川県に移住して療養を続けていた。飯村とはその後、離婚したが、「本当に立ち直れたのは今のパートナーに出会ってからです。1年半前に」と、昨年4月に報じられた12歳年下の新恋人に言及した。

また、「植毛が転機になりました」と、舞い込んできた企業案件によってトルコ共和国で植毛手術を受けたことが話題となり、再びバラエティー番組などからオファーが殺到。その中でフジテレビ系「ワイドナショー」からも出演依頼を受けたといい、「まだ精神不安定ではあったんですけど、完全に1人で営業、マネジメント、ギャラ交渉、出演、請求書、全部1人でやった。大変でしたね」と振り返った。

同番組に出演した際、「役者をやろう」と再び俳優業に本腰を入れようと思い至るきっかけとなった出来事があったという。「カメラがちょうど回っていないときに、松本人志さんが『いや、壱成くんね、本当に今まで大変だったと思う。いろいろ苦労してきて、その苦労は絶対に役者としての肥やしになる。いいスパイスになる、だから壱成くんがこれからそのスパイスを使ってどんな料理をしてくれるのか、どんな演技を見せてくれるのかすごい楽しみにしています』っておっしゃってくださって」と、出演者のダウンタウン松本人志から掛けられた言葉を明かし、「ちょっと一瞬、ザーッて泣いちゃったんですけど、『役者やろう。やってやる! 今までしてきたこの苦労は絶対にモノにしてやる』」と泣きながら決意。「(俳優としての)深みが増したと思って、(これまで経験してきた)その苦労には今、感謝しています」と話した。

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