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三崎優太氏、てんちむ裁判に私見「あまりにもやりすぎ」「これがまかり通ってしまうと…」


実業家で元「青汁王子」の三崎優太氏がYouTubeで、ユーチューバーのてんちむに約4億円の賠償命令が下された裁判について解説しました。てんちむは、豊胸手術を隠しながらナイトブラをプロデュースしたことで、商品を販売する企業から5億円の損害賠償を請求され敗訴しました。三崎氏は、てんちむに対する裁判結果が業界全体への影響を懸念し、「契約しているタレントにこんな対応をするのは大人げない」と批判しました。さらに、現在の法制度ではこのような判決がまかり通ることで、インフルエンサーやタレントの未来と保護に問題が生じると述べ、てんちむが控訴する可能性にも触れました。

元「青汁王子」こと三崎優太氏(2023年7月撮影)

元「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏(35)が17日までにYouTubeチャンネルを更新。ユーチューバーてんちむ(31)をめぐる裁判に言及した。

三崎氏は「てんちむに約4億円の賠償命令が出たことについて解説します」と題した動画を公開。てんちむは20年に施術した豊胸手術を隠しながらナイトブラをプロデュースしたことをめぐり、当該商品の企業から5億円相当の損害請求された裁判で敗訴したとされ「さすがに同業者として、てんちむがかわいそう」と切り出した。

三崎氏も通販ビジネスを手がける立場から、てんちむとトラブルが生じたメーカーのこれまでの対応について疑問点をあげ、さらに今回の裁判について「メーカーが『この炎上騒動で損をしたから払いなさい』という理屈。これ普通、同業者として思うんだけど、契約しているタレントにやります? さすがにちょっと大人げないと思うんですよ。だって少なくとも(てんちむがプロデュースした商品の)モテフィットで利益をいっぱい上げていたわけですよ。おかしな広告をやっていたのは僕はメーカーの責任だと思っているし、業界的にはそういう流れなのに、さらに追い打ちをかけるようにお金を取るのか。そういうことをやっているとその会社のイメージモデルをやろうとか広告契約をしようというタレントやインフルエンサーは多分いなくなると思う」と私見を述べた。

裁判の今後については、てんちむが控訴すると予想した上で「(今回の裁判は)あまりにもやりすぎだと思うし、それでも裁判で3億8000万弱のお金を払いなさいという命令が出るのも今の日本なんです。裁判の結果、てんちむが負けてメーカーさんが勝ってるんで、それが正義なんですけど」と説明しつつ「これがまかり通ってしまうと、この業界の未来だったりインフルエンサー、タレントの保護っていう観点においてはすごく問題がある結論が出たんじゃないかと思います」と懸念を示した。

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