来年3月で放送終了するフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)が15日、終了判明後初めて放送された。
同番組は、普段スクープされる側の芸能人が、個人の見解を話しに集まるワイドショー番組をコンセプトとした情報番組。13年から深夜帯に放送が始まり、枠移動を経ながら現在の放送時間に定着。放送当時からダウンタウン松本人志(61)がレギュラーコメンテーターを務めていたが、22年から隔週出演となり「だれかtoなかい」の放送開始に伴い23年3月末に番組を卒業し、東野幸治(57)がMCを務めていた。
フジテレビはこれまでに「改編の詳細に付いてはお答えしておりません」と回答していた。
一方、東野は13日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1時)で、同じく来春終了する出演番組の日本テレビ系「行列のできる相談所」とともに言及。「『行列』の案件も、『ワイドナショー』の案件も、人さし指と中指の間からつるんって、ぷるるんゼリーみたいに落ちていって。両手でね、ぷるるんゼリー8つぐらい持ってたんですよ、つい3日前まで。そしたら2つぐらい、ぷるるんゼリーがするんと落ちて。アラララってなって」との例えでレギュラー番組終了を認めた上で「時代とともになんとなく任務が終わり」「芸能人、普段取材される方が意見言うワイドショーの時代が始まって、いろいろ似たような番組も始まって、始まったけど1個ずつ終わっていって。時代の流れになったんかなっていう。『ワイドナショー』も賃貸マンション物件やから、これも満期になったんで、お返しするっていう感じが、一番適切な表現かなと思います」などと語っていた。