アカデミー賞の前哨戦とされる「第82回ゴールデングローブ賞」のノミネーションが9日に発表され、俳優真田広之(64)主演のドラマ「SHOGUN 将軍」が、テレビ部門の作品賞を含む4部門にノミネートされた。
真田は主演男優賞に選出されたほか、浅野忠信が助演男優賞、アンナ・サワイが主演女優賞へのノミネートを果たした。同作は、エミー賞では史上最多の18部門を受賞する快挙を成し遂げている。
映画部門では、ジャック・オーディアール監督の「エミレア・ぺレス」がミュージカル・コメディー部門の作品賞や監督賞、カルタ・ソフィア・ガスコンの主演女優賞、セレーナ・ゴメスとゾーイ・サルダナの助演女優賞など最多10部門に選出。ゴメスは、ドラマ「マーダーズ・イン・ビルディング」でも女優賞に名を連ねるダブルノミネートの快挙となった。
授賞式は25年1月5日にビバリーヒルズのヒルトン・ホテルで開催される。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)