プロレスラーのダンプ松本(64)が9日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜午前9時50分)にVTR出演。6日に54歳で亡くなった中山美穂さんを追悼した。
「信じられないよね。本当に」と切り出し「昔の写真がないのよ。だってさ、スマホがないから写真撮れないじゃない。写真撮っておけばよかったなってすごく思うよね」と言って、涙をこぼした。
そんな中でも自宅に1枚だけあった中山さんとのツーショット写真を公開。中山さんは松本の「極悪同盟」仕込みのフェースペイントをした笑顔の一葉だった。目の上がピンク色で塗られており「本当、きれいだよね。ピンクもいいなと思った。今度ピンクにしようかな」と語った。
中山さんと仲が良くなった理由については「控室にトントンと入ってきて『誰~だ?』ってやったりとか。『かくれんぼ』しようって言って、それが一番印象的なんだけどね。ちっとも怖がらない。『怖くないの?』って言ったら『怖くないよ!』って」と当時を回想。さらに「『悪い人じゃないでしょ?』って言われて『分かる?』って言いながら。ちゃんと中身を見て接してくれたというか。暴れると『キャー』って言われてそばに寄ってこないけど、美穂ちゃんだけが違った。『試合きょうも頑張ってね』って。美穂ちゃんだけは言ってくれたから」と懐かしんだ上で「太陽みたいな人」と形容。そして「帰ってきてギューッとしてほしい」と懇願した。
中山さんは都内の自宅で亡くなっていたところを発見された。所属事務所は8日、死因について、入浴中に起きた不慮の事故によるものと中山さんの公式サイトで発表。検視の結果、事件性はないことも確認された。