風邪によるのどの不調で5日の東京公演を途中で打ち切ったシンガー・ソングライター山下達郎(71)が、8日放送のレギュラーパーソナリティーを務める、TOKYO FM「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」(日曜午後2時)に出演した。
冒頭で「風邪をひいてしまいまして、70年生きておりますけど、こんな風邪は始めて、2週間たってもたんとせきがおさまらない」と報告した。「5日はちょっと調子が悪いかなと。回復していくパターンもあるんですけど。1時間ほどやらせていただいて、もう1回仕切り直しでやることになりました。いらしていただいた方、申し訳ございませんでした」と謝罪した。
達郎は5日にNHKホール公演を開催したが、開始1時間ほどで中止に。公式サイトでは「本日12月5日(木)のNHKホールでの公演は、山下本人が納得のいくパフォーマンスをお届けできないと判断し、公演途中ではありましたが中止とさせていただきました」と報告していた。また「振替公演の有無や日程、払い戻しなどの詳細に関しては、決定次第、ご案内いたします」としていた。
達郎は風邪のため、11月26、27日の埼玉公演は延期したが、12月4日の東京公演は無事に終えた矢先だった。埼玉公演後の放送となった前週の1日の同ラジオ番組は、療養中であることを報告し、緊急時のために事前収録した内容を放送していた。