歌手で俳優の中山美穂さんが6日、東京都内の自宅で亡くなっていたところを発見された。54歳だった。
中山さんの突然の訃報を受けて、6日夜に放送された主な報道番組はいずれも、中山さんのニュースをトップで報じた。
テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)では、ありし日の中山さんの活動をVTRで報じた後、大越健介キャスター(63)が「まさか、この若さで(中山さんの)訃報を伝えることになるとは思いませんでした」と語った。
金曜キャスターを務めるフリーアナウンサー徳永有美(49)は「幼いころ、ファンになって。ファンど真ん中、あこがれの方、という感じだった」と、中山さんへの思いを口にした。その上で、「特に1980年代後半、1990年代と、日本に最も元気があって勢いがあって、ギラギラしているときに、時代のエキスをぎゅっと、華々しく、美しく、切なく、すべてを背負って表現して、輝いていた女性、という感じがしました」と、振り返った。大越キャスターは「残念ですね」と応じ、番組ラストでも「ご冥福をお祈り致します」と追悼した。
日本テレビ系「news zero」やTBS系「news23」も、ありし日の中山さんの姿や6日の流れを、トップニュースで報じた。