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若狭弁護士「取り締まり実務的感覚としては…」斉藤知事代理人弁護士の見解に「真っ白ではない」


元衆院議員で弁護士の若狭勝氏が、兵庫県知事選で再選された斎藤元彦知事の「公職選挙法違反疑惑」についてTBS系「ひるおび」でコメントしました。斎藤氏の代理人弁護士が、選挙関連の費用に関する記者会見を行ったことについて、若狭氏は「メインビジュアル企画制作費」などの選挙運動に該当する可能性を指摘。彼はこれらが自主的な選挙運動として、事前運動や買収行為と見なされる危険性を示しました。若狭氏の見解では、こうした活動が公職選挙法違反にあたる可能性があるとしています。

若狭勝弁護士(2019年8月撮影)

衆院議員や東京地検特捜部副部長を務めた弁護士の若狭勝氏が28日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。兵庫県知事選で再選されたばかりの斎藤元彦知事(47)に「公職選挙法違反疑惑」が浮上している問題で、斎藤氏の代理人を務める奥見司弁護士による会見について私見を述べた。

奥見氏は27日、神戸市内で記者会見を開いた。斎藤氏が再選を目指すにあたり、ボランティアを募集したところ、経営者夫婦が名乗りを上げた。斎藤氏は9月29日に会社を訪問。さまざまな提案を受けたという。

ポスター制作代を含めた5つの内訳が記載された、71万円の請求書について、若狭氏は「選挙違反などを取り締まっていた実務的感覚としては、5項目については全然問題が無いというスタンスで弁護人が説明していると思うんですが、私の肌感覚では『メインビジュアル企画制作費』『公約スライド制作費』『選挙公報デザイン制作費』は結構真っ白ではない。違反になる可能性もあると思っている」と指摘した。

「ポスター制作は候補者を応援するためにポスターを作るわけではない。候補者のために力を作るとか自主的、裁量的にはやらない。しかし、メインビジュアル企画制作費なんかは効果的にやっているので、ある意味選挙運動なんですよね」と説明。「告示前であっても、あくまで自主的に選挙運動をしているのであれば、事前運動だし買収にはなりうる」と主張した。

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