元自民党衆院議員の杉村太蔵氏(45)が27日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜午後1時)に出演。
政治について「薄口評論家」の称号がついた経緯について語った。
政治評論家として最初のテレビ出演が、TBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時54分)だった。杉村氏は「最初にテレビに出たときに(爆笑問題の)太田(光=59)さんから一生懸命にしゃべってるのに『オマエ、薄いな』と言われたんです」と語り「最初アタマにきて、失礼じゃないですか。翌週から“薄口政治評論家”になりましてね」とナイツの2人を笑わせた。
さらに杉村氏は「本当に『それ、やめてくれ』って言おうかと思ったんですけど、それが後の大ヒット商品になりましたからね」と、ひょうたんから駒的な展開になったことを驚きながらも感心し「僕も聞いたことないですからね、辛口評論家はあっても薄口、ってどういうことか、って」。
だが杉村氏は「薄口、って聞いたときになんてマッチしてるんだ、って感じましたからね」と妙に納得したことも認めた。さらに「生まれてから45年間、深く考えたことはなかった」と半生を振り返って“薄口”が見事に自分を表す言葉であるとかみしめるように話した。