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泉房穂氏、テレビ出演は「もういいかな」 突然のキャンセルも多々あり対応見直し


元衆院議員で明石市長を務めた泉房穂氏は、テレビ出演の方針を見直す意向を表明しました。泉氏は「来るもの全てを受け入れる」スタンスから、今後は状況や内容に応じた判断をしていくと発表。一方、テレビ局からの突然のキャンセルに疑問を呈し、緊張感を抱えて出演してきたことを明かしました。また、泉氏はラジオの可能性を感じており、「ラジオは視聴者個人へのメッセージになり、本音が語れる媒体」と評価。さらに、選挙報道に対するテレビ局の姿勢についても批判し、「テレビが選挙報道をしっかりと行うべき」と語りました。

泉房穂氏(2021年6月撮影)

元衆院議員で兵庫県明石市長も務めた泉房穂氏(61)が27日までにX(旧ツイッター)を更新。今後のテレビ出演について対応を見直す意向を示した。

22年に政治家を引退して以降、テレビ情報番組をはじめさまざまなメディアに出演し、コメンテーターとしても活躍してきたが、今回【テレビ出演への対応について】と見出しを付け、「つい今しがた、テレビ番組への出演のオファーをお断りした」と明かし、「これまでは『来るもの全部OK』とのスタンスだったが、これからは状況や内容に応じて、個々に判断していきたい。すでに約束している番組への出演は続けるが、テレビ出演のあり方については見直していきたい」とした。

その後の投稿では【テレビ局からの出演キャンセルについて】との見出しで、「他の方がどうかは知らないが、私の場合、出演が決まっていたにもかかわらず、突然、キャンセルの連絡が来ることがよくあった。理由などは聞かせてもらえない」とも明かし、「そういった緊張感の中で、テレビ出演を続けてきたが、『もういいかな』と今は思っている・・・」と複雑な思いをつづった。

一方で「『ラジオには可能性がある』と本気で思っている」と泉氏。「“数”も大事だが、“質“も大事だ。テレビだと、”皆さん“だが、ラジオだと”あなた“へのメッセージになる。”建前“ではなく、”本音“。”ひとこと“ではなく、”その背景“」と、テレビとの違いを記し、「比べるわけではないが、ラジオが好きだ・・・」とつづった。

24日の投稿では、今回の衆院選や兵庫県知事選のテレビ報道をめぐり「選挙は民主主義の根幹であり、選挙の時こそ、テレビはしっかりと政治報道をすべきだ。公平性の名の下に『テレビ出演者は選挙に一切関与するな』というのも間違っている」と指摘し、「その間違ったテレビ局に屈してしまったことを、今は恥ずかしく思っている。もう二度と屈しない」と思いをつづっていた。

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