「パックン」ことお笑い芸人パトリック・ハーラン(54)が26日、X(旧ツイッター)を更新。兵庫県知事選で再選されたばかりの斎藤元彦知事(47)に公職選挙法違反の疑惑が浮上している問題を受け、違反を防止する対策について提言した。
パックンは、斎藤氏の選挙運動をめぐる公職選挙法違反疑惑について報じた記事を引用。「【提案】今回の件は問題行為かどうか、さえわからないところだが、毎回思うことがある」と書き出し、「政治家でも税金を払うときは税理士にお願いし、確定申告に判子を押してもらっているはずだし、契約を作ったり、司法的な手続きをやるときは司法書士にお願いするだろう。同じように、選挙活動関連の仕事や収支は全部『選挙管理士』的な専門家のチェックを通せばいいのではないか?」との考えを示した。
続くポストでは「弁護士でもいいが、一つ一つ違法性がないことを確認し、その人にハンコを押して、責任をとってもらうことが大事だ」とした上で、「もちろん、選挙法違反をしてはいけないのが一番だが、複雑でわかりづらい法律の細かいところまでは政治家でも覚えるのが大変だろう」と、ミスが起きる可能性があることも推し量り、「その辺は専門家に任せて、政治家には『政治』に集中してもらったほうがいいのではないか」と提言。「実は、ずっと前から選挙法違反疑惑が浮上する度に同じ提案を何度もしてきている。そろそろ、誰か聞いてくれるかな?」と思いをつづった。