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ヘンリー王子、25年1月に単身で一時帰国予定 1年ぶり父息の対面あるか 英紙報じる


ヘンリー王子は、ニューズ・グループ・ニュースペーパーズ(NGN)に対する訴訟のため、2024年1月に一時帰国予定である。王子は違法な取材でプライバシーを侵害されたとして提訴しており、裁判が開始される予定。他の多くの原告は和解済みだが、王子を含む数人の訴訟は続いている。メーガン妃は、今回も王子に同伴せず、安全問題や王室との関係から英国訪問はしない見込み。王子は英国を個別に訪問することが度々あり、直近では叔父の葬儀に極秘帰国している。また、米国での滞在資格が王子の過去の薬物使用告白により脅かされる可能性も取りざたされている。

ヘンリー王子(ロイター)

強制送還の危機が取り沙汰される英国のヘンリー王子(40)が、現在も進行中の英サン紙を発行するニューズ・グループ・ニュースペーパーズ(NGN)に対する訴訟に対応するため、来年1月に単身で一時帰国する予定だと英エクスプレス紙が報じた。

英国の大手タブロイド紙3社を提訴している王子は、電話のハッキングなど違法な取材行為によってプライバシーを侵害されたとしてNGNを提訴しており、その裁判が1月から始まる予定であることが確認されたという。30以上いた原告のほとんどは和解したが、王子を含む2人の原告の訴訟は続いているという。

これまでと同様、妻のメーガン妃(43)は今回も王子に同伴して渡英する意思はないと見られている。安全面の問題や王室との亀裂などを考えると、英国を訪れる理由はないと王室専門家リチャード・フィッツウィリアムズ氏は英GBニュースに話している。

メーガン妃は2020年に王室を離脱して以降、英国に戻ったのは2022年6月のプラチナ・ジュビリーと慈善団体のイベントに出席するため帰国した同年9月の2度だけ。一方のヘンリー王子は、最近も8月末に伯父の葬儀に出席するため極秘帰国するなど、度々英国を単身で訪れている。一方で、王子が昨年発売した回顧録「スペア」の中で過去の薬物使用を赤裸々に告白したことから、トランプ次期米大統領の就任に伴い、滞在資格が脅かされる可能性が浮上しており、米国からの移住も取りざたされている。

また、ヘンリー王子は今年2月にがんを公表した父チャールズ国王を見舞うために帰国して以降、2人は1度も面会していないことから約1年ぶりの父息の対面が実現するのかも期待される。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

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