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MBSラジオ近藤光史、桂雀々さんしのぶ 桑田佳祐の前で落語を演じたエピソードも紹介


落語家の桂雀々さんが64歳で亡くなったことが報じられた。MBSラジオの番組でパーソナリティーを務める近藤光史が、彼との思い出を語った。近藤は、長年にわたり公私共に親交を深めていた雀々さんの早すぎる死を惜しみ、多様な表現力で伝統的な枠を超えた彼の独自性を振り返った。また、桑田佳祐の自宅で落語を披露し喜ばれたエピソードも紹介された。雀々さんはこの番組の準レギュラーで、川柳対決コーナーで人気を博していたことも伝えられた。

近藤光史(2015年3月撮影)

上方落語出身で、東京に活動の拠点を移していた落語家、桂雀々さんが亡くなったことが、22日までに分かった。64歳だった。

この日放送のMBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」内で、パーソナリティー近藤光史(77)が亡くなった桂雀々さんの思い出を語った。

「だいぶ前から公私ともに仲良くさせてもらってました。その雀々が、こんなに早く逝くとは思いもしませんでした」と近藤。

「救急搬送されたと聞いて心配していたのですが、11月になって回復したと連絡があって。12月には、いつもどおり、月イチのゲスト出演がいけると番組内で話していました」

さらに「座布団からはみ出るような、無茶苦茶な動き。型破りな落語をもっと見たかった。従来の落語に、独自の解釈と表現力で誰とも違う世界をつくってくれた。枠からハミ出すような落語家は少なくなりました」と回顧。

雀々さんから聞いた、桑田佳祐の前で落語を演じたエピソードも紹介した。

「桑田さんの家に招かれて『ぜひ、落語を聞かせてほしい』と言われて目の前で演じた、と。えらい喜んでくれたと言ってました」

雀々さんは準レギュラーとして同番組に出演。近藤相手の川柳対決コーナーが人気だった。

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