歌手で俳優の寺西優真(28)が21日、都内で、大村崑(93)とのダブル主演連続テレビドラマ「寺西一浩ミステリー 『SPELL』 緑の猿の逆襲」(BSフジ、11月25日午前0時30分開始)の放送直前会見に出席した。
「SPELL」シリーズはこれまで第1章、第2章が映画化され、フィギュアスケート元世界女王の安藤美姫(36)や、元TBSアナウンサーの小林麻耶改め國光真耶(くにみつ・まや=45)らの出演でも話題になった。第3章にあたる今作は連続ドラマで、霊能者の馬飼野俊平(寺西)と祖父(大村)が悪霊退治に挑む。
大村は大相撲九州場所の観戦のため、会見を欠席。寺西は「おじいちゃんが大のお相撲好きで。九州場所に行っている姿がニュースになっておりました。『SPELL』でニュースになってほしかったですけど、まあいいか」と笑った。
今作ではリアルさを求めて、実在の霊能者に話を聞いて撮影に臨んだという。「幽体離脱や霊視をするときに、目が充血したり涙が出たりすると聞いたので、僕も役作りで充血させたりしました。あとは相手の演者さんの目ではなく、頭の後ろを見て、霊と話しているような雰囲気を出したりもしました」と注目ポイントを挙げた。
寺西は自身が作詞、作曲、編曲も手がけた主題歌「あの夜を止めて」の歌唱も担当する。放送開始を前に「ホラーですけども、ミステリー色の強い内容になっている。馬飼野俊平がね、緑の猿の呪い、悪魔に勝つことができるのか。あと主題歌、絶対聞いてください」とアピールした。
会見には長谷直美(68)梅山恋和(21)久田莉子(27)SIZUKU、GOD、増田あゆみ、葉月みなみ、比奈本しおんも登壇した。