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米倉涼子「12年間積み上げてきたものを詰め込んだ」映画「劇場版 ドクターX」完成披露


米倉涼子が主演する「劇場版 ドクターX」の完成披露舞台あいさつが都内で行われ、シリーズ最後の作品として感慨深いコメントを述べました。米倉は「1シーン1シーンを大門未知子としてかみしめながら撮影した」と感慨を込め、「12年間積み上げたものを詰め込んだ作品」と自信を示しました。共演者たちは長い年月の中で形成されたチームの絆を振り返り、惜しむ気持ちを表明しました。新メンバーの染谷将太と西畑大吾も、チームに温かく迎えられたことに感謝の意を表しました。

「劇場版 ドクターX」の完成披露舞台あいさつに出席した米倉涼子

女優米倉涼子(49)が19日、都内で、主演の「劇場版 ドクターX」(田村直己監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

シリーズ最後の作品とあって、米倉は「いよいよ本当に最後になっちゃうのかな。最後だから、1シーン1シーン、大門未知子としてかみしめるように撮影していた。こうやって形になって『私、ファイナルって言っちゃってる』という感覚が押し寄せています」と感慨を語った。

作品について「12年間積み上げてきたものを詰め込みました。思いのこもった、思いがこみ上げる映画になっていると思います」と自信を見せた。

また、10月の完成報告会には西田敏行さんも参加していたことを振り返りつつ「久しぶりにみんなと会えてうれしい思いでいっぱいです」と話した。

田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、遠藤憲一のレギュラーメンバーは「いい組だった」「居心地が良かった」などと話し、岸部は「半分はさみしい、もったいないという思いがありますが、半分はここから前に進んでいくいいタイミングだと思う」と前向きに語った。

遠藤は、司会のテレビ朝日大下容子アナウンサーを見やり、「ファイナルっつってまたやるだろうと思ったけど、やらないね。大下さんが司会をやってる。こんな大物が司会をやるということはやらないね」とさみしそうに語った。

初参加の染谷将太、西畑大吾はチームに温かく受け入れられたことを感謝した。ほか、脚本の中園ミホさんも出席。

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