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橋下徹氏「大手メディアの情報の出し方に対し、有権者の抗議がエネルギーに」兵庫県知事選めぐり


元大阪府知事の橋下徹氏がフジテレビ「めざまし8」に出演し、兵庫県知事選で斎藤元彦氏の再選についてコメントしました。橋下氏は、斎藤氏の再選においてアンダードッグ効果とバンドワゴン効果が働いた可能性があることを指摘。選挙序盤には斎藤氏の支持が少ないように見えたため同情が集まり、その後多くの支持者を得たと分析しています。しかし、これらの心理効果を戦略的に利用するのは難しいとも述べました。加えて、今回の選挙結果は大手メディアへの不満が有権者のエネルギーとなったとする見解を示しました。

橋下徹氏(2023年7月撮影)

大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(55)が18日、フジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月~金曜午前8時)に生出演。17日投開票の兵庫県知事選において、無所属の前職斎藤元彦氏(47)が、元尼崎市長稲村和美氏ら無所属6新人を破り再選を果たした件に言及した。

番組では再選を果たした斎藤氏の選挙戦を分析。選挙の序盤、斎藤氏の演説をめぐり人がまばらだったことから「競争や対立の場面で、勝利の見込みが少ないとされる者やグループなどに同情してしまう心理現象」とされるアンダードッグ効果が働いたという仮説を提示。さらに選挙戦後半では斎藤氏の演説に多数の人が押しかけたことから「多くの人が支持している人や物、事象に対して、さらに多くの支持が集まる現象」とされるバンドワゴン効果もあったと指摘した。

橋下氏は「何とか効果っていうのは後付けの話で。こんな効果を戦略的に実行するのはなかなか難しいですよ」と切り出した。

続けて「今回は大手メディアの情報の出し方、在り方に対して、有権者の人たちの抗議というかね。何か異議申し立てみたいなものがエネルギーになってきた」と推察した。

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