瀬戸康史(36)山田裕貴(34)らが所属するワタナベエンターテインメントの新たな若手俳優集団「WAVE」お披露目イベント「Watanabe Actors Star Fes」が16日都内で行われ、事務所の先輩・瀬戸や綱啓永(25)から激励を受けた。会見後のイベントでは、コントやダンスパフォーマンスを実施。WAVE主演ドラマの制作が決定したことも発表された。
個性豊かな7人が集った。テレビ朝日系「爆上戦隊ブンブンジャー」で主演を務める井内悠陽(はるひ、20)や、TBS系「下剋上球児」などに出演し、父に中山秀征を持つ中山翔貴(25)を始め多士済々。メンズノンノ専属モデルの小方蒼介(22)、石川・星稜高校サッカー部出身で第100回選手権大会に出場した経験を持つ井上陽向大(ひなた、20)ら多彩な魅力であふれている。
最年長の中山は「シリーズ物の映画や舞台をこのメンバーで作れたらうれしいなと思います」と意気込み、井内はドラマ制作に向けて「今後の活動がより明確になっていっているので楽しみですし、1つ1つ大切に、毎回成長した姿をお見せできるように頑張っていきたい」と想いを乗せた。 会見では、後輩たちの船出を見守った瀬戸と綱から金言を授けられる場面も。樫又龍之介(20)は、同じ「JUNONボーイ」出身の綱に「デビュー時から心がけてきたこと」について質問。綱は「あいさつです!」と即答し「基本中の基本なんですけど、これができているか、できてないかでだいぶ大きな差だと思う」とマナーを伝授。さらに「僕は緊張しいだけど、ステージに立てば輝けるステージが用意されているので楽しむことを心がけています」とアドバイスした。
俳優集団「D-BOYS」で活動した瀬戸は、自身の駆け出し時代を回顧。「何も分からないところから始まった。仲間がいたから大きくなれたし前に進むことができた」とし、「事務所が舞台を作ってくれて、人前でお芝居をすることができた。その経験があって、今役者でいる自分がいる。そこで芝居の基礎を学びました」と“原点”を見つめてしみじみ。当時の思い出について語ると、硬派な雰囲気は一転。「和田正人さんが年齢詐称していたっていうことが良い思い出です」と、ジョークを交えたサービストークで後輩たちや会場の笑いを誘った。
瀬戸は重ねて「言いたいことは言い合った方が良い」と助言。「D-BOYS」活動時、メンバー同士でけんかをすることも少なくはなかったと明かし「自分の言いたいことを自分の中だけで解決したりっていうのは、もしかしたら表現の世界では邪魔になると思う。ダンスとかお芝居とかやるんですよね? 最初の1歩は怖いと思うけど、綱が言ったように楽しみながらやって欲しい」と送り出した。
▼コメント
櫻井亜蓮(18)「日本とアメリカのハーフ。英語がネーティブに話せるのでそれを生かして俳優活動をしたいです」
樫又龍ノ介(20)「毎日毎日、自分の中で成長できる何かをつかめる、ビッグでかっこいい男になりたいです」
小方蒼介(22)「メンズノンノモデルをやっているのでそこで培った良さを役者でも生かしたい。WAVEにも還元できたら」
井内悠陽(20)「演技が大好きなので、今後も続けられるように第一戦で活躍する役者になりたいです」
中山翔貴(25)「野球16年間で培った根性や熱い部分をメンバーにも良い影響をを与えたい。俳優としてもそういう存在になりたいです」
井上陽向大(ひなた、20)「WAVEには頼れる人がいるので、その人たちからいろんな物を吸収して自分のパフォーマンスに生かしたいです」
植野花道(19)「吉沢亮さんのようなミステリアスな役も、三枚目の役もカッコいい役もどんな役もできるような役者になりたいです」