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北川悦吏子氏 「ビューティフルライフ」が「半沢直樹」に視聴率で“抜かれた”当時の思い


脚本家の北川悦吏子氏が、ドラマの視聴率に対する自身の考えをX(旧ツイッター)で共有しました。彼女は過去のヒット作の視聴率がランキングされることに疑問を呈し、「作り手たちは自由に作品を作り、視聴者は好きなドラマを見ることができれば良い」と述べました。また、自身の代表作『ビューティフルライフ』が他作品と数字で比較された際の心境を語り、「視聴率の数字にはこだわらず、ドラマは信じるものを心を込めて作る」と強調しました。彼女の発言は、制作側の熱意と視聴率に左右されないドラマ制作の重要性を示しています。

北川悦吏子氏(2018年11月撮影)

脚本家の北川悦吏子氏(62)が14日までにX(旧ツイッター)を更新。ドラマの視聴率が話題になることへの複雑な思いをつづった。

これまでに「ロングバケーション」「素顔のままで」「あすなろ白書」など数多くのヒット作を手がけてきた北川氏だが、歴代ドラマの視聴率ランキングを紹介した記事を引用し、言及した。

「本当にこうして、視聴率の順番にドラマを並べることに何の意味があるんだろう。作り手たちは、自由になって自分の作りたいものを作り、見る人たちも自分の好きなドラマを見る。それでいいと思う。自分の人生を楽しもうよ」とつづった。

その後のポストでは、自身の代表作のひとつである、木村拓哉主演の大ヒットドラマ「ビューティフルライフ」の視聴率にまつわるエピソードも披露。

「ビューティフルライフが半沢直樹に数字、抜かれた時に何人かの人にそれを言われて、私は内心ポカンとしていた。そんなこと、どうでもいい。数字すら覚えてない」

驚異的な記録をたたき出した大ヒット作と比較された当時の心境を明かし、「各々違ったドラマで、それを楽しむ人たちがいて、それでいい。抜かれたとか抜いたとか、別に100m走の記録を競っているわけでなく、私たちは信じるものを心を込めて作ってるだけ」と、制作サイドの思いを記した。

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