第62回ミス・インターナショナル世界大会が12日、都内で行われ、日本代表の植田明依(めい)さん(26)がミス4大陸の「ミス アジアパシフィック」に選出された。
約75の国と地域から集結した代表71人が、民族衣装や水着姿などで美を競った。「主催国として、ミスアジアはとりたかった賞。おもてなしができた証としていただけて、とてもうれしく思います」と喜んだ。
熊本出身の植田さんは、18年サッカーW杯ロシア大会日本代表のDF植田直通(30=鹿島)を兄に持つ。ステージ上で着用した私服は、和紙でできた赤いワンピースの上に和柄の羽織を羽織っていた。「羽織は、兄が3歳の時のお祝いでつくったものだそう。日本のものを身にまといたいなと思って、借りました」と明かした。直通も来場して応援していたようで「いつも兄に勇気をもらって支えてもらっているので、私もあきらめずに頑張っていきたい」と話した。
「世界一の美女」にはベトナム代表のフイン・ティ・タン・トウイさん(22)が選ばれた。
審査員は、女優藤原紀香(53)やデザイナーのコシノジュンコさん(85)ら10人が務めた。審査の合間にはLittle Glee Monsterがパフォーマンスを披露し、オープニングは武田真治(51)がサックス演奏で盛り上げた。