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田崎史郎氏「公人として何もしなくて良いのか」国民民主・玉木雄一郎代表の不倫問題に私見


田崎史郎氏は石破茂氏が第103代首相に選出されたことを受け、今後の政権運営についてコメントした。特に、日本維新の会の12月の代表選での結果が今後の政治路線に大きく影響すると指摘している。現時点では吉村洋文大阪府知事が立候補する可能性が高く、その結果によって政党の方針が変わるかもしれないと述べた。また、国民民主党の玉木雄一郎代表の不倫報道について、政策への影響は少ないと見ているが、世論は「103万円の壁」の撤廃を強く望んでいると分析した。一方で、田崎氏個人としては、不倫疑惑に対する批判が弱いと感じ、公人として対策が必要だと主張した。

定例会見に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表(撮影・中山知子)

政治ジャーナリスト田崎史郎氏(74)が12日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。第2次石破内閣発足について言及した。

衆院本会議で11日に行われた首相指名選挙の決選投票の結果、石破茂氏が第103代首相に選出された。この日は今後の政権運営について特集した。

田崎氏は「12月の維新(日本維新の会)の代表選で代表が誰になるのか」がポイントだと指摘。「今のところ、大阪府知事の吉村さんが立候補されそうなので、吉村さん中心の体制になればどういう方針を打ち出すのか。今までの馬場代表の時代は自民党とは政治改革では一線を引きながら、ある程度協力してきたところもある。その路線を引くかどうかがわからない」と私見を述べた。

また、国民民主党の玉木雄一郎代表が一部週刊誌のウェブ記事で報じられた「元グラビアアイドルとの不倫デート」を認め謝罪した件の政策への影響については「103万円の壁をとにかく取っ払って欲しいという大きな世論の願望がある。党首交代よりもそっちを実現して欲しいというのが世論」と推測した。

しかし、田崎氏個人としてはこの件に対する批判が弱いとし「公人として何もしなくて良いのかと思いますね」とも言及した。

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