女優桜庭ななみ(32)が11日をもって、17年間所属した芸能事務所スウィートパワーを契約満了で退社、独立することを、同社公式サイトを通じて発表した。
公式サイトには「桜庭ななみが、2024年11月11日をもって契約満了となり、退所して独立することとなりましたことをご報告いたします。2007年年に弊社所属タレントとして活動を開始し、17年間という長きにわたり、共に歩んでまいりました。このたび、自分のペースで活動をしていきたいという本人の気持ちを尊重し、円満に契約を終了する運びとなりました」との報告が掲載され、これまでの感謝などが記された。
桜庭は07年にスカウトで芸能界入りし、08年にデビュー。映画「最後の忠臣蔵」(10年)では、多くの映画賞で新人賞を受賞した。NHK大河ドラマ「西郷どん」、連続テレビ小説「スカーレット」、アニメ「サマーウォーズ」のヒロインなどでも注目された。中国語、韓国語にも堪能で、海外でも活躍している。22年には韓国で、アジアを舞台に活躍する人物に贈られる「アジアスター賞海外部門」を受賞した。
昨年、一般男性と結婚。今年10月の誕生日にはインスタグラムに「これからも見てくださっている方に、すてきな作品をお届けできるよう頑張ります」と記した。