女優土屋太鳳(29)が10日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演。母について語った。
両親について土屋は「父はほんわり、母はセコンドみたいな人」と語った。母のことを「中には入らず、姉とか弟とか私が頑張ってる外でかけ声を掛ける。インターバルになったらリカバーしてまた送り出す。そんなような人です」と説明。
そして、午後5時半の門限を過ぎた時のエピソードを披露。「ごめんなさい」だけでは家に入れず、外にいて暗くなってしばらくしてから「『ちゃんと自分の何が悪かったのか』と対策を練って交渉する」と明かした。そして「やっと入って『ただいま』って言っても『あなた誰ですか? 私の娘はお風呂に入っていますけど』って言われて怖かったです」と、母の厳しさを明かした。
だが、母について「母親としてでなく人生の先輩として会話をしてくれるので『越えていくなら私の背中を越えていけ』みたいな感じなので、かっこいいイメージがある」と、思いを語った。
続けて、幼少期に抱えていたコンプレックスを克服できたのも母の言葉で「私に何ができるんだろう」と思っていた時に「日本舞踊の扇子を持ってきて『扇子の真ん中が要。これがないと扇子って扇子になれない。太鳳はこの要だからね』」と言われたことを「子どもながらにすごくうれしくて、今でも覚えています」と語った。
そして、目の前のことに必死になりすぎるという土屋は「目の前だけが全てじゃないよ」「ちょっと隣に行けば違う世界がある」と母に言われ続け「うれしかったし、コンプレックスを乗り越えられるきっかけになった」と明かすと、MCの林修(59)が「名セコンドとして、ちゃんと導いてくださったんですね」と反応した。