「anan AWARD 2024」授賞式が11日都内で行われた。俳優の塩野瑛久(29)が「アクター部門」を受賞した。
塩野は、放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」で気品あふれる一条天皇を演じ、注目を集めた。
受賞について「俳優として皆さんに認められたと言いますか、(俳優としての)賞をいただくのが初めてで、とても光栄に思っています」とトロフィーを受け取った。芸能活動は12年にスタート。下積み時代を振り返り「それがあったから、自分の今まで積み上げてきた物をぶつけられることができたかなと思います」とかみしめた。
ブレークにつながった大河ドラマの反響にも言及。「自分自身、今までの物をぶつけようと思っていた作品だったので、そういった物が伝わっていたら良いなと。圧倒的に『一条天皇』って声をかけられることが多いです。今までお声をかけていただけなかった層の方にも覚えてもらえた実感はあります」と幅広い層での認知度が高まったことをかみしめた。放送中のテレビ朝日系「無能の鷹」では、気弱な新入社員・鶸田役を好演中だ。
今後挑戦してみたい役は「教師」と回答。「今まで学園ものにあまり出演したことがなくて。学生の年齢は過ぎたので、次は教師かな、という気がしています。(教化は)国語とか…そっちですかね?」と思い描いた。
同賞は女性誌「anan」(マガジンハウス)が選ぶ“時代を象徴するスター”に贈られる。