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田崎史郎氏「自民党は甘く見ていた」予算委員長に野党就任「体制固めて自民党との交渉に臨んだ」


TBSの政治ジャーナリスト田崎史郎氏は、番組「ひるおび」に生出演し、衆議院の予算委員長職に野党が就任する背景を解説した。田崎氏は、立憲民主党の笠浩史氏が他の野党と結束し、予算委員長や議院運営委員長のポストを確保するため、自民党と交渉に臨んだと述べた。また、野党は決議の準備も整えて交渉に臨み、自民党は状況を甘く見ていたため、最終的に予算委員長職を譲ることになったと指摘した。この結果、30年ぶりに野党が予算委員長を務めることとなり、今後の国会運営に影響を与える可能性がある。

TBS社屋

政治ジャーナリスト田崎史郎氏(74)が11日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。今後の国会運営について言及した。

30年ぶりに衆議院の予算委員長に野党が就任することになった背景について、田崎氏は「主導権は立憲民主党の笠浩史さんが握られて、笠さんが自民党と交渉を始める前に維新、国民民主、その他の野党と話をした。1つはどんと配分する、もしくは議院運営委員長か予算委員長をいただく。これで自民党との交渉に臨むということをまず野党で話し合った」と説明した。

野党は「いざとなったら、採決するということまで体制を固めて自民党との交渉に臨んだ」。一方で、「自民党は状況を甘く見ていた」と指摘。「(自民党は)従来通りで良いですよねと。立憲民主党に常任委員長ポスト2つ、特別委員長2つで良いでしょと考えていた。しかし、立憲民主党が強い態度で出てきたので譲らざるを得なくなったので、最終的に予算委員長も譲ることになった」などと語っていた。

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