音楽プロデューサーの松尾潔氏(56)が11日までにX(旧ツイッター)を更新。ダウンタウン松本人志(61)の復帰をめぐる脚本家で映画監督の三谷幸喜氏(63)の発言に言及した。
松尾氏は、三谷氏が9日に生出演したTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)で松本に関する発言をし、それを取り上げた、編集者の藤井セイラ氏のポストを引用。藤井氏は、松本の胸中を推し量った三谷氏の発言を批判し「演劇界ってここまで認識がひどいのだろうか」と疑問を呈していた。
松尾氏は「ぼくも三谷氏の発言には馴れ合いと忖度と時代錯誤が入り混じった醜悪さしか感じない」と同意した上で、「ただいかに彼が斯界の権威とはいえ、この発言だけで主語を『演劇界』に広げるのは無理があるし、実際三谷氏とは全くスタンスを異にする演劇人たちの顔もたくさん浮かびます」。藤井氏の投稿の一部に異を唱え、「本質は地上波≒芸能界に関わるか否か」と私見を述べた。
三谷氏は同番組に出演した際、「週刊文春」に性的行為強要疑惑を報じられ、名誉毀損(きそん)されたとして発行元の文藝春秋らに5億5000万円の損害賠償などを求めていた訴訟が終結した松本について意見を求められ、「もしかしたら、僕はあまり考えたくないけれど、割とちゃぶ台ひっくり返す人でもあるから、もう辞めちゃうんじゃないか、という選択肢もあるような…という気もするんですよね」と復帰をめぐる懸念を示した。そして、付け加えるように「とはいえ、お笑いが大好きな方だから、どんなに立場的につらくても、お笑いがやりたいんだ、って戻ってこられるし、どれだけ彼が現状に腹を立てているかということになってくるのかなと思いますね」と語っていた。