GENERATIONSが10日、神戸・ワールド記念ホールで全国ツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2024”GENERATIONS 2.0”」の最終日公演を開催した。新体制6人での初ツアーを完走した。
今年6月に関口メンディー(33)が退所し、今月迎えるデビュー12周年を前に大きな転換期を迎えたが、9月から全国7都市で12公演を実施し、新たな1歩を踏み出す決意をファンに届けてきた。
1曲目の「Evergreen2.0」では6人で円陣を組み、新たな船出への決意を表現した。さらに「AGEHA」「DREAMERS」「エンドレス・ジャーニー」など全26曲を披露。熱いパフォーマンスで観客を熱狂させた。
ファンとともに不安をぬぐい去った。リーダー白濱亜嵐(31)は「見える景色が変わってしまうんじゃないかと、こんな不安な気持ちでステージに立ったことがないぐらい不安だった」と、ツアー開始時の心境を明かした。それでも小森隼(29)は「みなさんが前向きになれる言葉をたくさん届けてくれた。始まる前の不安は何だったんだ、と思うぐらい今は楽しい」と感謝し、中務裕太(31)も「今この6人、無敵です」と胸を張った。
小森は「みなさんは新しい時代の共犯者。これから先もともに歩んでいきましょう」と、DREAMERS(ファンの愛称)と“2.0”を創り上げていくと誓った。【野見山拓樹】
○…サプライズゲストとして桐谷健太(44)がアンコールに登場した。ドラマで佐野玲於(28)と共演したことをきっかけにコラボが実現し、「(ライブ出演は)めったにないのでうれしい」。三線を手に「海の声」を熱唱し、大歓声を浴びた。メンバーたちも大興奮し、佐野は「ファイナルで健太さんに来てもらってめちゃくちゃ感慨深い。一生忘れられない」と喜んだ。