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三谷幸喜氏「最下位だけど握手してくれた」楳図かずおさんとイカダレース出演の思い出


脚本家で映画監督の三谷幸喜氏は、TBS系「情報7daysニュースキャスター」で、漫画家・楳図かずおさんの思い出を語った。三谷氏が大学生だった頃、日本テレビの『びっくり日本新記録』という番組に出演した際、楳図氏と一緒に熱海湾縦断イカダレースに参加したという。三谷氏のカヌーが途中で沈み始めたが、楳図氏は「大丈夫、大丈夫」と優しく声をかけ続けてくれた。結局その競技は放送終了後にゴールしたため映らなかったが、楳図氏は「頑張ってよかったよ」と励ましてくれたと振り返った。

楳図かずおさん(2014年9月撮影)

脚本家で映画監督の三谷幸喜氏(62)が9日、TBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演。88歳で亡くなった漫画家・楳図かずおさんとの思い出について語った。

三谷氏は「僕が大学生のころに、多分日本テレビだったと思うんですけれども、『びっくり日本新記録』という番組がありまして」と話し、「大学の仲間と出たんですよ。僕が初めてテレビに出た。熱海湾縦断イカダレース、ってのがあった」と語った。

三谷氏は続けて「(出演番組は)スペシャルだったんですけど、誰か芸能人も乗せないといけないという決まりがあって、僕の舟に楳図先生が来てくれた」と話して笑った。メインキャスター安住紳一郎アナ(51)は「へえ~、はい」と笑いをこらえた。

さらに三谷氏は「熱海湾縦断でこいでやったんですよ」と話し、「そしたら、途中で沈み始めちゃって、楳図さん激細の方なんですけれども『大丈夫、大丈夫』って言いながらずっとこいでくれた」と当時の記憶を思い起こし、「結局、最下位になったんですけど、ゴールに着いたときは番組は終わっていて、撤収されてて、映ってもいなかったんですけれども、それでも楳図さんは『頑張ってよかったよー』って握手してくれた」と振り返った。

安住アナから「それはいい話ですね。そのことは楳図さんにはお話ししたんですか」と尋ねられ「僕、その時しかお会いしてない」と答え、「ありがとうございました」とカメラに一礼した。

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