池松壮亮(34)が9日、都内で行われた主演映画「本心」公開記念舞台あいさつで「映画と時代の追いかけっこになった」と感慨深げに語った。
コロナ禍の20年夏に平野啓一郎氏の原作と出会い盟友・石井裕也監督(41)に映画化を相談。劇中では、亡くなった母の本心を知りたいと仮想空間上に母の制作を依頼する主人公を演じた。原作の舞台は40年だが、技術の進歩が速いことを踏まえ映画は25年に設定。公開にこぎ着け「感無量。言葉がありません」と感激した。三吉彩花(28)水上恒司(25)妻夫木聡(43)田中裕子(69)も登壇。