「トランプ時代にアメリカで住みたくない!」。5日の米大統領選当日、トランプ氏の当選の可能性が高まったタイミングで、ネット上で「カナダ移民」の検索量が急激に上がったことが判明した。
米国政治専門メディア「ザ・ヒル」は6日「グーグルのデータを利用して選挙当日『カナダ移民』『カナダ移住』などのキーワードのオンライン検索量が普段の5000%以上、急増した」と報じた。
検索量は、激戦州のジョージア州、ノースカロライナ州の投票が終わった時点から急激に増えたという。米国東部住民が翌朝起きて選挙関連ニュースを目にした6日の朝にはピークに達したようだ。
カナダ以外にも、アイルランド、ニュージーランド、英国移住の検索も多かった。韓国の「ファイネンシャルニュース」は8日「トランプ氏に拒否感を持っている人の怒りが収まらず、検索をしたのでは」と分析した。