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明石家さんま「電視台」共演アナの番組へ“友情出演”MBS武川アナ初冠番組 かつて12年間共演


明石家さんまがMBSラジオの新番組「トークでパンチ VS武川」にゲスト出演し、司会の武川智美アナウンサーとの過去の共演エピソードを語った。二人は1993年から2005年まで「痛快!明石家電視台」で共演。今回、アナウンサー生活32年になる武川アナが冠番組を始める祝福としてさんまが特別出演した。「30年前にフィギュアスケートが得意と聞いて驚いた」との回想も。さんまは自身の仕事観について「持ってる力を全部出すことが大事」と話し、武川アナも「スタジオは戦場や」との教えを振り返った。収録は東京で行われ、30年前の思い出話に花が咲いた。

明石家さんま(2023年2月撮影)

明石家さんま(69)が7日放送のMBSラジオの新番組「トークでパンチ VS武川」(木曜午後6時)にゲスト出演した。同番組のパーソナリティー、武川智美アナウンサー(56)とはMBSテレビ「痛快!明石家電視台」で12年間(93年~05年)で、司会&アシスタントとして共演した仲。今回、アナウンサー生活32年で初の冠番組をスタートさせる「かつての教え子」に、祝福の意味も込めてさんまが特別出演した。

自称・日本で一番多忙な50代の女性アナ(武川)に対し、さんまの愛あるメッセージがさく裂した。

「冠番組やるんやて? (あと4年で定年と聞いて)そんな年齢になったんか」と驚いた後、共演していた当時のエピソードに触れた。

「30年前かな? 武川がフィギュアスケート得意やと聞いて、滑っているのをモニターで見ていたら全然あかんかった。年老いたザリガニのようなゆっくりした動きで、スピンもジャンプもナシやった。なんちゅう女やと思ったわ」

こう振り返った後、続けた。

「でも、根性あるわ。その心意気が局に伝わって、冠番組になったんやな。帯(月~金曜)でやるんか?」とさんまに振られると、武川アナからは「うまくいったら帯に、と狙ってます」との本音が飛び出した。

そんな武川アナの長所について、さんまは「きつくツッコめること」と指摘。

さんま自身のことを振り返りながら「仕事では、持ってる力を全部出すこと。ノーギャラの仕事でも全力でやってきた自負がある。どこで誰が見ているか分からないし、どんなチャンスが転がっているか分からないので」。

武川アナは「-電視台」での共演を思い出し「いつも汗だくでしたもんね。『スタジオは戦場や!』と言われたことは今も覚えています」と返した。

当初「10分間だけ」とクギを刺されていたさんまのスケジュールだが、粘りに粘って17分のインタビューは終了。

「30年前は、お笑いのことも分からないし『きょうは、さんまさんの収録か…何を言われるんだろう?』と泣きながらスタジオに行ってました。でも、思い出はたくさんあります。ゴルフに行くと『120もたたくヤツは、素振りせんでええ。さっさと打て!』と叱られたり、沖縄ロケで船酔いしていたら『船に乗る前に淀川で練習してこい!』と言われたことも」と武川アナは、さんまへの感謝を語っていた。

さんまのインタビューは先日、武川アナが弾丸で東京へ出張し収録してきたもの。

この日のゲスト、六車奈々(50)は「モデル時代、事務所の指示で年齢を詐称してました。24歳なのに21歳とか言って。オーディション行くたびに『この仕事では年齢いくつだっけ?』と混乱してました」と告白していた。

次回14日放送のゲストはブラックマヨネーズ小杉竜一。

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