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三崎優太氏、手術なし性別変更認める判決めぐり「秩序揺らぐの本末転倒じゃない?」


元「青汁王子」で実業家の三崎優太氏が、広島高裁が手術をせず性別の変更を認めた決定について意見を述べました。三崎氏は、秩序が揺らぎ多くの女性が不安を抱える可能性を指摘し、それが本当に正しい多様性なのか疑問を呈しています。広島高裁は、外観要件を「違憲の疑いがある」とし、ホルモン療法による身体の女性化を認めたため、手術なしでの性別変更を認めました。これを受けて少なくとも33人が性別変更を行ったとされ、名古屋市では、女装して温泉施設の女湯に入ろうとした男性が逮捕される事件も起きています。

三崎優太氏(2023年撮影)

元「青汁王子」実業家の三崎優太氏(35)が5日までに、X(旧ツイッター)を更新。広島高裁が性器の外観を変える手術をせず、性別の変更を認める決定を出した件について言及した。

「手術なしで性別変更が認められ、すでに少なくとも33人が変更したらしい」と書き出し「『心は女性』と称して女湯に侵入し逮捕された例もあるけど、少数派に寄り添うあまりに秩序が揺らぐのは本末転倒じゃない?ごく一部のために多くの女性が不安を抱えるなんて、これが本当に正しい多様性なんだろうか?」と投げかけた。

広島高裁は7月、性同一性障害特例法の要件のうち「変更後の性器部分に似た外観を持つ」(外観要件)とする規定の違憲性を争った当事者が、戸籍上の性別を男性から女性に変更するよう求めた差し戻し家事審判で、外観要件は「違憲の疑いがあるといわざるを得ない」とした。ホルモン療法で外性器の形状は変化するとした上で、申立人には「身体各部に女性化が認められる」と判断した。手術なしで男性から女性への性別変更が認められるのは極めて異例。

7月11日には名古屋市にある温泉施設で女湯に入浴したとして37歳の男が逮捕された。建造物侵入の容疑だが、男はカツラをかぶるなどして女装し「心は女性だ」と供述している。

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