元自民党衆院議員の金子恵美氏（46）が9日までに自身のブログを更新。6日放送のTBS系「サンデージャポン」での三原じゅん子参議院議員についての発言をめぐり、釈明した。
「先日の『サンデージャポン』のインタビューについて、本日の『ひるおび』で訂正されました」と書き出した上で「TBSの正式見解が出るまで、私からはの発信は控えていましたが、この件はさすがに釈明が必要なので 昨日の時点で用意していたブログをアップします」とつづった。
そして「番組のインタビューでは ＜1＞私が三原じゅん子先生から『めぐ』と言って可愛がってもらっている。＜2＞にも拘わらず、三原先生のことを『要注意人物』と言っている。 これでは私がまるで恩知らずで、なんと不義理な女だ、となりますよね。私も正直言って驚きました」とつづった。
さらに「私がインタビューで申し上げたのは ＜1＞と＜2＞の間に、別の閣僚（村上誠一郎総務相）のことを指して『要注意人物』だと。村上総務相と自民党総務会で同じ総務メンバーだった時の印象をもとに指摘したのですが、その部分はカットされてしまいました」と補足。「これでは主語が異なり、私の本意ではありません。というより、私は女性議員を応援する立場をとってきています。そんな私が、可愛がっていただいている三原さんを『要注意人物』などというはずがありません」とした上で「番組の尺の問題なのか、編集上のミスなのか、意図はわかりませんが、これは釈明したいと思います。どうぞご理解の程、宜しくお願い申し上げます」とした。
三原氏については「ちなみに、ネットニュースを見て驚いて三原先生に即メールしました。先生からは『いいよー！そんなこと気にしなくて。（中略）名前を出してくれただけでもありがとう。感謝です。』と返信がきました。なんて懐の深さ、、、これが三原じゅん子先生です。お騒がせして誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
サンデージャポンの公式サイトはこの日までに「お詫び訂正」で長文をアップ。「10月6日放送の石破新内閣に関するVTRで誤りがありました。元衆議院議員の金子恵美さんに三原じゅん子こども政策担当大臣に関するインタビュー取材をした際、金子さんが『政治家として物議を醸すことも結構言っていたので今まで一政治家で言えていたことが、閣内に入ってどこまで言うのか、それがまた言い過ぎて閣内不一致になるかもしれないから要注意人物ではあると思います』と発言した部分は、村上（誠一郎）総務大臣について発言したものであるにもかかわらず、三原大臣に対する発言と誤って伝えてしまいました。お詫びして訂正致します」とした。
総務大臣の村上誠一郎氏（72）は愛媛2区選出で当選12回。小泉純一郎内閣で、行政改革・地域再生・構造改革特区担当相を務めた。今回の総裁選では石破氏の推薦人を務めた。22年9月の安倍元総理の国葬を欠席する理由を説明する際、村上氏は「国賊」と発言し、1年間の役職停止処分を受けている。
