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ゴダイゴのミッキー吉野夫人の油絵画家、吉野祥江が米サンディエゴと玉川高島屋で展覧会


画家の吉野祥江

画家吉野祥江(53)が、来月1~3日に米国サンディエゴで開催の「アート・サンディエゴ」に出展、来年2月11~18日には東京・玉川高島屋で個展を開催する。吉野は2007年(平19)にゴダイゴのリーダー、ミッキー吉野(72)と結婚。ゴダイゴのコンサートに作品を提供したり、アルバムジャケットを描くなどしている。

吉野は「中学の時に美術部に入って油絵を始めました。東京芸大に入りたくて3浪して、働き始めてからも再チャレンジしました。でも、韓国人と結婚してソウルに住んでいたんです。ホームシックになった時に、ゴダイゴの曲を聞いたり、ファンサイトを見たりしていました」と振り返る。

あまり言葉が通じずに、諦めていた油絵を再び再開した。「韓国で絵画教室に通って、弘益大絵画学科に入学。フランスへの交換留学生に選ばれたりしていました。その間に前の夫とは離婚して、日本に帰国してゴダイゴのコンサートを見に行ったりして、ミッキーと面識を持ちました」。

2人の仲が進展したのは、東京・六本木のライブを見に行った時。「さよならをして、それからすぐにミッキーが韓国の大学までアポなしでやって来たんです。『ライブに提供してもらう絵を見に来た』とか言ってましたけど、びっくりしました。恰幅(かっぷく)が良くて先生に見えるから、大学にも入って来られたみたいです」。ミッキー本人は「男女の仲を進展させるには、そういうことが必要」と笑っている。

07年に東京芸術劇場で行われたゴダイゴのコンサート「TOKYO新創世紀」に作品を提供。同年に2人は結婚する。36歳と55歳、19歳差の結婚だった。「私は作品をぶっ通しで描くタイプだったんだけど、ミッキーと結婚してからは朝まで描き続けるようなことはやめました。遅くなっても午前2時には帰る。朝食をきちんと食べて、昼食もちゃんと食べる」。

絵画の世界も時代の流れとともに、デッサンは鉛筆でなくてもタブレットを使ってOKとなった。「それが時代の流れだから。あれこれ言ってたら、今はレオナルド・ダビンチの時代から大分変わっちゃっているから」と笑う。

毎年、アメリカを中心にアートショーをやっている。「去年はニューヨークとマイアミ。今年も4月にニューヨークへ行って、来月はサンディエゴ。世界中のアーティストが集まって展示会を行う。私の絵のスタイルはオールドスタイルっていうか、写実的でクラシックな感じがするの。でも、今の時代は、それが逆に新鮮に感じてもらえるみたい。アクリルとか、パソコンを使ったポップに感じる作品が多いから『手仕事がいいね』みたいに言われています」と話している。

アートを通じて、世界平和を願っている。「ガザとかウクライナとか、世界中で争いがあるけど、平和になれば。ミッキーは心臓手術をしてステントが入ってるから、2人で散歩をするのが日課。それが体にい。ミッキーは私が頑張って世界中で展覧会を開いて、それについてくるのが夢なの。展覧会で即興で演奏してくれたらすてきでしょ」と笑った。【小谷野俊哉】

◆吉野祥江(よしの・さちえ)1971年(昭46)1月18日、東京・世田谷区生まれ。07年(平19)に韓国・弘益大絵画科卒業。同年、ロックグループ「ゴダイゴ」のリーダーのミッキー吉野(72)と結婚。15年モダンアート展優秀賞。23年にアート・エキスポ・ニューヨークでベストブースデザイン賞。同年レッド・ドット・マイアミで最優秀国際出展者。

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