KinKi Kids堂本剛(45)が2日、大阪市内で、主演映画「まる」(荻上直子監督、18日公開)の大阪芸大とのコラボイベントに出席した。
「金田一少年の事件簿 上海人魚伝説」(97年)以来、27年ぶりの単独主演作となる。美大を卒業した後、アートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている主人公・沢田を演じる。
大阪・あべのハルカスにある大阪芸大スカイキャンパスで、同大の美術学科の学生たちが、高さ2メートル、長さ6メートルのキャンバスに同映画から着想を得て、描いたアートに、堂本が最後に「まる」を描き、作品を完成させた。
それぞれの学生たちが個性的に表現したアートに「エネルギッシュだし、それぞれのカラーが反映されている」と感想を口にし、「勇気というか、力をもらった」と喜んだ。
27年ぶりの単独主演映画に「1シーン、1シーンを現場でディスカッションし、実際に演じてみて、初めて“まる”が出るシーンが多かった」と振り返った。
最後に学生たちへ「人生は1度きり。みなさんが描いてくださったアートのように、自分らしい人生を強く、やさしく生きていってください」とエールを送った。