元自民党衆院議員で政治評論家杉村太蔵氏(45)が2日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に生出演。石破茂首相(67)の新内閣の不安要素についてコメントした。
杉村氏は「これはもう総理の専権事項ですからね、石破総理がこれが適材適所だ、ってことで配置されたので…」と言葉を濁すと「この人事を見て、村上総務大臣、『うぉ~、入ったなぁ』って『入閣されたんだなぁ』って思いました」と言葉を選びながら話した。
さらに「非常に考えさせられるのは、この内閣は一致してるのか、っていう…すごく感心あるところで、村上誠一郎さん、って言ったら、ごぞんじのように、安倍政治、徹底的に変な話、野党以上にアベノミクスもダメ、安倍政治はダメだ、と反安倍の急先鋒でしたよね。で、『国賊』なんていう激しい言葉で批判して処分もされたという方。これは政治なんで、そういう考え方もあるかな」と話した。
そして「例えば加藤勝信財務大臣なんていうのは、アベノミクスの大推進役ですよね。内閣人事局の初代トップじゃないかな。で、いろんな外交も含めて“親安倍”というか…村上さんと加藤さんが同じ内閣にいるという…なんとも味わい深いというか、これからどうなるのかな、と」とコメント。「高市さんを幹事長に置かなかったというのは、今後選挙を考えると非常に厳しくなってくるんじゃないかな。この顔ぶれを見た、僕の第一印象ですね」としみじみと語った。