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PTSD公表の渡邊渚さん、パリ五輪バレー観戦巡る批判の声に長文で説明「誤解ないように補足」


渡邊渚さん(2022年3月撮影)

昨年7月から病気療養中で、8月末をもってフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん(27)が2日、インスタグラムを更新。PTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療をしている中で、7月下旬から開幕したパリオリンピック(五輪)のバレーボールを6試合、現地で観戦したことについて言及した。

前日1日には「長く向き合ってきた病気の専門治療が、予定より少し早く終了しました。やっといろんなことが終わって、ホッとしています」と治療終了を報告。続けて「これまで消化器内科・皮膚科・膠原病科など、様々な科にお世話になりました。中でも、長い時間をかけて治療した原因は、【PTSD心的外傷後ストレス障害】を患っていたからです」と告白した。

そして今年5、6月は特にパニック発作がひどかったという。「そして先日PTSDの専門的な治療が終わり、やっと日常生活に不安がなくなって、笑顔で過ごせるようになりました」と回復を強調していた。

渡邊さんはこの日、ストリーズでフォロワーから寄せられた質問に応対した。「乗り物に乗る乗ることも不安だった中で、飛行機に行ってパリに行って人の多い場所でバレーボール観戦出来たの、すごいね」とする質問に「同じくPTSDの方も見てくださっているので、誤解のないように、ひとつ補足させてください」と切り出した。

そして「私はPTSDによるパニック発作で、トラウマを想起させる環境で パニックになりやすくなっていました。はじめは乗り物にも恐怖心がありましたが、1年4ヶ月かけて治療をしていく中で少しずつ恐怖や不安を取り除いていきました」と説明。さらに「また、そもそも私にとって飛行機という乗り物がパニックを想起させものではなかったので、乗れたという側面もあります」と補足した。

さらに「行動認知療法も取り入れていたのでパニックへの対処もコツを掴んできています。最近もパニックになりそうだなという瞬間はあるけれど、特別ひどくはならなくなりました」と現在の状態を打ち明けた。「長い年月をかけて主治医の先生や臨床心理士さんとたくさん相談しながら、色んな治療と薬を試して今があるので、1.2ヶ月で治ったわけではありません」と記した。

最後に「PTSDやパニック障害も、一概に全員これができないというものがあるとは限らないので…色んな症状の方がいると理解していただけたら 世界はもっと優しくなれるんじゃないかな~と思ってます」と付け足した。

渡邊さんはネット上でパリ五輪のバレーボール観戦が話題になった直後のSNSで「最後にオリンピックを観に行けたら未練がなくなるんじゃないか、きっぱりバレーを諦められるんじゃないかと思って、急遽チケットを買ってパリへ行ってきました。(乗り物に問題なく乗れるようになったタイミングだったのいうのも行けた理由の一つです。ちゃんと会社には報告してから行ってます!笑)『今行かなきゃ絶対後悔する!』と家族や周りの方々から背中を押してもらいました」とつづっていた。

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