歌手で俳優の星野源(43)が1日、都内でエッセー集「いのちの車窓から2」(KADOKAWA)の出版記念イベントを行った。
雑誌連載をまとめ、4編の書き下ろしを収録した作品で、前作から7年半ぶりの刊行。星野は「加筆、修正もありますし、書き下ろしもおまけではなく、大事なピースになるように作りたかった。3カ月くらいかけてじっくりやりました。ちゃんといい感じにできてうれしいです」と話した。
エッセーを書くことについて「自分との対話です。自分と向き合うことは、けっこうしんどいと思うけど、(書くためには)自然と向き合わないといけない。自分と会話しながらやってる。うそつかないで書いてると、悲しい思い出も昇華される。エッセーを書くことはセラピー」とした。
連載は昨年で終了し、今後の文筆業について聞かれると「どうなっていくんでしょうね。前はやっぱり、同時にいろんなお仕事をしたいというのがあったんですけど、1個1個じっくりやっていけたらいい。音楽にしろ、役者にしろ、文筆にしろ」と語った。