梅沢富美男(73)研ナオコ(71)が1日、東京・明治座で、「梅沢富美男劇団 梅沢富美男 研ナオコ特別公演」取材会に出席した。
同公演は3部構成となり、第1部は「大笑い! 富美男とナオコの花戦(はないくさ)、女の意気地(いきじ)」を上演。第2部は歌謡オンステージ、第3部は「華の舞踊絵巻」となる。
芸能界きっての野球好きでもある梅沢。今シーズン54本塁打59盗塁を記録したドジャース大谷翔平の記録について、「僕が芸能生活59年で、研が54年」と一致することを語った。「来年また2人で明治座に上がろうねって言ったら、(会場から)まだ決まっていませんって」と笑った。
大谷について「アイツは大したもんだね」と感慨深げに話した。「アメリカはね~」と話すと、「移民100年祭に呼ばれて行ったのにヒドかったんだよ。それで大っ嫌いになった」と振り返った。
「それなのに、ああ、それなのに、あの大谷はすごい! 実力で認めさせた。梅沢富美男みたいだね」
こう話すと、「いつの間にか上がって成り上がりとか言われて、今じじいで明治座に上がっているのは僕だけですから。大したもんですよ!」と自画自賛。「日本人が海外で頑張っているから、僕らも海外でね」と大きな野望を話しつつ、「まだまだ僕らが芸能界を引っ張っていかないとね!」とした。
また、梅沢は研に「来世もし会えるなら結婚したいな」と告白。研が「来世!?」と驚く横で「芸能界で最初に口を聞いてくれたのが研ナオコだった。紅白歌合戦で」と明かした。
その後、当時の様子を暴露。「売れたら天下の時代だったからね」と話すと「言ってくれれば全部話すから、どこかで特集しない? 悪口じゃないよ、実話だから。ドキュメンタリーで楽しい番組になるよ」と取材陣に呼びかけた。
終始、暴走気味だった梅沢だったが、最後は「初めて明治座に上がったときから1回勝負と思っています。演劇はこういう楽しいものなんだというのを体験してください」と真面目にアピールした。
同公演は2日開幕し、26日まで上演される。