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デザイナー丸山敬太氏が生まれ育った原宿&表参道で「KEITAMARUYAMA」30周年


原宿会場に展示された衣装の前でポーズを取る丸山敬太氏

デザイナーの丸山敬太氏(59)が自身のブランド「KEITAMARUYAMA」の30周年を記念して、14日から表参道ヒルズとラフォーレ原宿の2会場で「丸山百景 ケイタマルヤマ遊覧会」と題したイベントを開く。

丸山氏は芸能人のライブ衣装を多く手がけていることで知られ、「COSTUME」をテーマにしたラフォーレ原宿の会場はDREAMS COME TRUE、浜崎あゆみ、乃木坂46、うたの☆プリンスさまっ♪、野宮真貴、劇団四季の衣装、映画「ヘルタースケルター」で沢尻エリカが着用した真っ赤なドレスなど100点以上の作品で埋め尽くされた。

13日、内覧会で取材に応じた丸山氏によると、今年35周年を迎えたドリカムとの付き合いはブランドを立ち上げる前の1991年(平3)から。「もう本当にシンプルに、僕がすごく彼らの楽曲のファンで、彼らもデビューしてちょうどガッと上がってくる時にライブを見せていただいた。その時に僕が彼らの衣装をやれたらどんなにすてきだろうなと。思い込みの激しい若者でしたので、彼らにアプローチをして。僕の作ったデザインブックを、彼らが来るであろうというお店のマスターに預けて奇跡的につながった。そこから30年以上のお付き合いをさせていただいてるっていうのは、やっぱり運命って呼んでもいいのかな。すごく幸せなことだと思っています」と振り返った。

表参道ヒルズの会場は「FASHION」をテーマに、初公開となる1000種類以上のテキスタイルの原画やデザインスケッチなど30年間の創作のアーカイブ作品も展示される。

丸山氏の父親の丸山完二氏(84)は、1962年(昭37)に立大から国鉄スワローズに入団。外野手、内野手として活躍して通算1032試合に出場した。71年引退後はコーチに就任。78年の広岡達朗監督率いるスワローズ初優勝を、三塁コーチとして支えた。95年にフロント入りしてからも編成部長などを務め、05年に退職。国鉄スワローズ、サンケイスワローズ、サンケイアトムズ、ヤクルトアトムズ、ヤクルトスワローズと球団名が変わるまで44年間も一筋を貫き、OB会会長も務めた。

プロ野球選手、指導者の息子としてスワローズ本拠の神宮球場に近い原宿育ちの丸山敬太少年だが、野球には縁がなかった。子どもの頃1歳上の姉のリカちゃん人形にティッシュで作ったドレスを着せたのがデザイナーの原点だという。今後について、丸山氏は「大変そうだけど歌舞伎(の衣装)もやってみたい。占い師に聞いたら200年ぐらいブランドは続くだろうって言っていただけたので、なんか僕がいなくなってもこのアイデンティティーが残っていくような形をこの30周年を機に作っていきたい」と話していた。

表参道ヒルズ会場は23日まで、ラフォーレ原宿会場は10月6日まで。期間中はカフェ、クレープ店、花屋など施設内の店舗とのコラボも実施される。

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