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【記者の目】宮崎でフェス開催、日向坂に「巻き込む力」出身メンバー0でも実現「大きな挑戦」


「ひなたフェス2024」でパフォーマンスする日向坂46(C)Seed&Flower LLC

<記者の目>

日向坂46が8日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で、「ひなたフェス 2024」千秋楽となる2日目公演を開催した。プロ野球キャンプの“聖地”とも呼ばれる同所がスポーツ以外の目的で使用されるのは初。2日間で約4万人を動員し、「日本のひなた」でのビッグイベントを完走した。グループ2度目の東京ドーム公演の開催も発表した。

   ◇   ◇   ◇

名前に「日向」がつくという理由から始まった日向坂46と宮崎との縁は、一大フェスという形で結実した。宮崎出身のメンバーがいるわけでもなく、改名前の「けやき坂46(ひらがなけやき)」時代から考えるとほぼゆかりのない地だ。キャプテン佐々木久美の「大きな挑戦でした」という言葉にウソはないだろう。発案者である佐々木美玲は「宮崎で『ひなたフェス』を開催したいって提案をさせていただいてから、本当にいろんな方に協力していただきました」と感謝した。

日向坂46には「巻き込む力」がある。テレビ局関係者は「人気があるのはもちろんですが、礼儀正しいし一生懸命だし、1度仕事をするとまた呼びたくなる」と話す。「ひなたフェス」も、宮崎県はじめさまざまな人々を巻き込みながら、地道に活動を続けてきた結果実現に至った。多数の地元企業や飲食店ともコラボし、地域活性や地産地消にも貢献した。地元の交通関係者も「(プロ野球の)キャンプより人がすごい。本当にありがたいです」と喜んでいた。

「巻き込む力」の何よりの象徴は、温かい「おひさま(ファンの愛称)」たちの存在だろう。この日のライブでも、メンバーが一切登場しない異例の地元お祭り紹介ステージがあったが、客席から手拍子や歓声を送り続けた。ファンの心優しさも、より一層に一体感を生んでいる。

「今のメンバーで、もう1度東京ドームに立ちたい」というのは、以前から公言してきた明確な目標だった。「ひなたフェス」や全国ツアーでさらに心強い仲間を増やしながら、再び約束の地に立つ。【横山慧】

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