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のん「伊丹十三賞」受賞「あまちゃん」祖母宮本信子祝福「能年玲奈さん」呼びかけに笑み


第16回 伊丹十三賞贈呈式に登壇した、のん(撮影・村上幸将)

俳優・アーティストの、のん(31)が6日、都内で行われた第16回 伊丹十三賞贈呈式で、同賞を贈呈された。

選考委員の作家・エッセイスト平松洋子氏から、本名の「能年玲奈さん」と語りかけられ、賞に名を冠された映画監督、作家、デザイナーの、伊丹十三さんと重なるところがあると絶賛された。「伊丹十三さんと重なるところがあると言っていただいたことが、うれしすぎて大興奮」と笑みを浮かべた。

受賞理由は「俳優、ミュージシャン、映画監督、アーティスト……困難を乗りこえ自由な表現に挑み続ける創作活動にたいして。」というものだった。のんは「眠れないくらい、興奮した」と喜びを口にした。「無我夢中で自分の気持ちを貫き通すぞと思って活動してきました。自信があると自負しているし、怖いもの知らずだと自負していますけど、自分の表現を疑い続ける気持ちは、自分にもふと、どうなんだと悩んだことがある。立ち止まってしまった時、これでいいんだ、やりたいことを貫き通すんだと背中を押される、特別な賞をいただいたと感じております」と熱く語った。

平松氏からは「『あまちゃん』が10年前。今も、能年さんの輝きが変わらず、ご自分の中で失ってない。9年間のことを考えると奇跡だなと思う。私は、伊丹十三さんを重ねたことがなかった。でも、こんなに伊丹十三という人の存在と、能年玲奈さんが重なり合っていることに驚いた。恐れないというか、常識とか目の前の困難とか恐れないという意味で、同じなんだなと思った」と絶賛された。のんは、その一言、ひと言をうなずきながら聞いた。

伊丹十三賞を主宰する、伊丹十三記念館館長で伊丹さんの妻・宮本信子(79)は、のんが演じたヒロイン・アキの祖母・夏を演じた関係性がある。この日は事情があり、出席できずビデオメッセージを寄せた。その中で「『あまちゃん』の制作発表の時、会いましたね。シャイで大丈夫だろうか…この子を支え、守らなきゃと思い…そう決めました。長い、長い苦しい時間、道があって、耐えて頑張ったと思います。そのことをバネにして、強く、大きく成長しましたね。こんなすてきなことはないと思います」とたたえられた。のんは「宮本さんに認められた思い」などと喜んだ。

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