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岸博幸氏「北朝鮮と同じ。独裁国と変わらない」斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑について苦言


岸博幸氏(2019年10月撮影)

元経産省官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏(61)が6日、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演。パワハラ疑惑について兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)で証人尋問を受けた斎藤元彦兵庫県知事(46)について言及した。

6日には、斎藤知事の疑惑告発文書問題で、兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)による斎藤氏の最側近だった片山安孝前副知事の証人尋問が初めて行われた。片山氏は3月、告発した前県西播磨県民局長の男性職員を事情聴取していた。

男性は片山氏の聴取を含む内部調査の結果、停職処分を受け、7月に死亡。県の対応に批判が集中する事態となり、片山氏は県政混乱の責任を取るとして辞職した。

岸氏は「表現悪いんですけど、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と同じだなと思います」と即答。「トップの独裁者の意向で、当然片山前副知事の罪も重いと思う。本来はちゃんとバランスを取るべきだったにも関わらず、結局イエスマン。自分も利害関係者なのに犯人捜しを行って、第三者委員会を作らない。トータルとして独裁国と変わらない」と指摘した。

また、6日の斉藤知事の証人尋問について「公益通報制度がいかに未整備だったか」とした。「企業の場合は企業の外に窓口を置くので、よりによって告発対象であり独裁者の右腕だった人が窓口だった。当然つぶされますよね。話にならないと思います」と苦言を呈した。

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