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假屋崎省吾さん 桂由美さん追悼ショーで徹夜 65歳だけど肌年齢は37歳「まだまだ元気!」


桂由美さん(2011年1月撮影)

ブライダルデザインの第一人者で、今年4月に94歳で死去した桂由美さんの追悼ファッションショーが9日、東京・千代田区の帝国ホテルで開催された。

生前に「お葬式はしないで代わりにショーをしてほしい」と話していた桂さんの遺志を尊重し、作品100着を冨永愛(42)ら37人のモデルがショー形式で披露した。

秋川雅史(56)は桂さんが大好きだったヒット曲「千の風になって」を歌唱し、会場の装花は親交の深かったフラワーアーティスト仮屋崎省吾さん(65)が手がけた。

ショーの終了後、仮屋崎さんが取材に応じた。「公私ともに30年以上の付き合いなんです」。そう切り出して、今年1月に鎌倉の自宅を桂さんが訪れ、6匹の犬と戯れたことを明かした。「本当を言うとまだまだ先生がいらっしゃるようで…」。

この日の花は「恩返し。真心を込め、皆さんの胸に焼き付けて先生をしのんで欲しいから午前5時半まで徹夜でやりました」。桂さんとの思い出については「朝が早い。午前5時、6時に電話がしょっちゅうくる。仕事にはすごく厳しいけど遊ぶときは幼女のよう。すごくかわいらしいんです。先生は夢見る夢子ちゃんで、私は夢見る夢男という共通項があった。感謝しかありません。今日は一世一代、命をかける思いで作らせていただきました」。65歳での徹夜作業を心配する声には「まだまだ元気。肌年齢は37歳です」と笑い飛ばした。

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