上方落語家桂文枝（81）が5日、ブログを更新。パリオリンピック（五輪）のゴルフで、銅メダルをつかみ、日本人男子初の五輪メダルを獲得した松山英樹（32＝LEXUS）に対し、「宮本武蔵のようだった」と感嘆する思いをつづった。
「長いこと ゴルフやってないなぁ 何となく」と書き出した文枝。もともとは、代表的創作ネタ「ゴルフ夜明け前」などでも知られ、ゴルフをたしなんでいたが、近年は、母、妻を相次いで亡くすなどし、創作へ専念する思いも強まって、ゴルフから足が遠のいていた。
「今暑いから 寒いから ネタ作らないと 覚えないと いろいろ 身内の不幸やらで ずっと行っていないけれど」と言いつつも、前夜は松山の熱戦を中継で見ていたという。
「昨夜の オリンピック 世界の強豪を尻目に 松山選手の 銅メダル あれはすごい ずっと 3打差位あった トップの選手が 突如崩れて 池の多いコースだった 僕なら ボール10個くらい 池ポチャ やろうけど」
首位3打差、3位と2打差の4位から、逆転で銅メダル。6バーディー、ボギーなしの65と6つ伸ばしての通算17アンダーで、五輪初出場だった前回東京大会4位の雪辱を果たした松山に感心しきり。
「終始 ただメダル目指して 確実に 武士のように 立ち向かう姿 感動しました」
ゴルフについては「ゴルフは 難しい イギリス発祥 オランダ説もあるけれど 14世紀からあるゴルフ」と記し、松山へ「東洋の 1人の男が あのトリッキーなコースに チャレンジした 松山選手は すごかったし、かっこよかった。宮本武蔵のようだった」と、賛辞が止まらない様子だった。
