ピアニストのハラミちゃんが4日、横浜BUNTAIで、活動5周年を記念したコラボライブ「ハラミちゃん音祭り2024～真夏のSPECIALコラボを召し上がれ！～」最終公演を開催した。2日間で計10組のアーティストとコラボレーションし、全80曲を披露。この日は小林幸子やゴールデンボンバーらと異色のコラボステージを繰り広げた。
ハラミちゃんは19年6月にデビュー。「まさか5年後の未来にこんなことが起きてるとは夢にも思わなかった。活動前から憧れていた方たちとこうやって5周年をお祝いできて、本当に光栄です」と話した。
ゴールデンボンバーの鬼龍院翔（40）は「ハラミちゃんが『大いにふざけてください』と言ってくださった。金爆おふざけ祭ということで！」とにやり。メンバーらは「ハラミちゃんを食ってやる！」と宣言し、「また君に番号を聞けなかった」曲中にステージ上でハラミを焼き始めた。
会場には焼き肉のいい香りが漂い、客席からは「おいしそう！」の声も飛んだ。炊飯器が登場すると、ハラミちゃんも演奏を中断。率先して肉と米を頬張り、口をもぐもぐさせたままピアノの前に戻った。
歌唱後、鬼龍院は「ハラミちゃん本当は食べる予定じゃなかったのに。僕らより先に食べてた」と暴露。ハラミちゃんは「おいしそうすぎて…。舞台でハラミを食べたのは初めて」と照れ笑いした。
「女々しくて」では、ハラミちゃんも“エアピアノ”を披露し、メンバーとともに全力ダンス。「5年間活動するとこういうこともある。ハラミは今、何をしてたんだろう…」と息を切らした。
ハラミちゃんとYouTubeやイベントでコラボし、交流を深めている小林幸子（70）も登場。「千本桜」「おもいで酒」などをともにパフォーマンスした。2人はLINE友だちだといい、デビュー60年を迎えた小林は「長い芸能生活で人を見る目がついたけど、（ハラミちゃんは）表も裏もなんにもなく、優しくて気遣いやさん。間違いなく本当にそうなの」と大絶賛した。
ほかサンプラザ中野くん（63）高橋洋子（57）大黒摩季（54）らが登場。ハラミちゃんは「5年間走ってきて、ピアノという楽器がいろんな方をつないでくださった」と感激した。ラストは圧巻のソロピアノを披露し、約3時間のライブを締めくくった。
