お笑いコンビ、オズワルドの伊藤俊介（34）が4日、フジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前10時）にゲスト出演。パリオリンピック（五輪）で印象に残った競技シーンとして、柔道女子52キロ級で2回戦敗退した阿部詩（24）が試合後に号泣したことをあげ、この場面に対し、一部で批判の声が上がったことについて私見を述べた。
伊藤は「敗退のシーンはとんでもないプレッシャーを受けていたわけじゃないですか。あの敗戦後の涙を見て、文句を言う人が信じられなさ過ぎて」と阿部選手の胸中を思いやり、続けた。
「俺もめちゃくちゃむかついていたんですけど、相方の畠中が温厚なやつなんですけど、この件に関しては本当に一二三選手くらい怒ってて、許せないと言っていた」と明かした。
SNS上では「進行の妨げになる」との声も上がっていたが、コメンテーターの笠松将（31）は「SNSに書いている人は進行していない」、今田耕司（58）も「クーラー効いた部屋で見ていたわけでしょ？ こっちはこんなに一生懸命頑張っているのに」などとコメントした。
伊藤は兄の一二三に「我々から見ると『詩の分も』という思いが、ひとつの映画を見ているようだった」と称賛。控室で妹詩の頭をなでたシーンにも心を打たれたという。
「僕がああいう事になることはない。沙莉が負けて俺が勝つという事は今後一生ないんで。逆に俺が死ぬほどスベって励ましてもらうことはあるかも知れないですけど」とした上で「あの関係がうらやましいですね、お兄ちゃんだなと」とたたえた。
