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先天性の染色体異常を公表した“元男の子ユーチューバー”の青木歌音が2日、X(旧ツイッター)を更新。パリオリンピック(五輪)ボクシング女子選手の性別をめぐる問題に言及した。
ボクシング女子をめぐっては、1日に行われた66キロ級2回戦で、昨年世界選手権で性別適格性検査に合格せず失格になった過去があるイマネ・ケリフ(アルジェリア)が出場。対戦相手のアンジェラ・カリニ(イタリア)は圧倒的な力の差を感じたのか、開始46秒で棄権した。
性別適格性検査に不合格となった選手が出場することに、SNS上ではさまざまな意見があがっているが、一部では同選手らを「トランスジェンダー」だと誤って認識したネットユーザーの投稿も散見される。「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)は1日、ケリフvsカリニの試合結果を受け、自身のXで「元男性の余裕勝ち」と言及し、「トランスジェンダーは、トランスジェンダーであって、女性ではない。女性の大会に元男性を参加させるのは、女性の機会を奪う」と私見を述べた。
この投稿に、青木は「ひろゆきさんにドン引きした、、平気でデマ流してるヤバい」と指摘し、「これ冗談抜きで誤解された性分化疾患の人達が自殺するかもよ」と危惧。「性分化疾患」とは、性染色体や内性器、外性器の形態などが非典型的である疾患で、性自認が身体的性と一致しないトランスジェンダーとは異なる。「女子ボクシングでオリンピックに出てる性分化疾患の女性の事をトランスジェンダーだ!ってデマ流すの死ぬほどヤバい。私も性分化疾患なんだけどデマに恐ろしく感じてる」とつづった。