starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

日本人初の400m個人メドレーファイナリストの俳優藤本隆宏「泣いてしまいました」


藤本隆宏(2018年6月撮影)

元競泳五輪日本代表の俳優藤本隆宏(54)が29日、松下知之(18)の競泳400メートル個人メドレーで銀メダル獲得について、日刊スポーツの取材に応じた。

藤本自身、88年ソウル五輪の200、400メートル個人メドレーに出場。92年のバルセロナ五輪では400メートル個人メドレーで日本人初のファイナリストとなっている。

松下は初出場の五輪の舞台で4分8秒62の自己ベストをマーク。藤本の第一声は「信じられない」だった。「私の初出場も同じ歳でしたが、経験するのが精いっぱいでした」。また、「とにかくすごいなと思ったのが、泳ぐ前に笑顔を見せてたこと」とメンタルの強さを語った。

レース展開については「計算通りだったでは」と話した。「隣のレーンに(瀬戸)大也がいたので、大也に着いていくような感じでレースを展開していた。大也をペースメーカーにしていたと思う。彼の中では、大也に勝てばメダルもいけると考えていたと思う」と分析した。

一方、瀬戸については「隣があまりにも速すぎて、自信を失って遅れてしまったのかもしれない」という。だが、「大也のおかげでうまくいったレースだと思います」とし、ある意味チームジャパンで勝ち取った銀メダルとした。

今後についても「伸び代がある」と分析。その理由を「最後に失速しなかったのは、まだまだ前半で伸ばせる力があるということ」と説明した。

「うれしいニュースで、これからが楽しみ」とし、「若いし、ルックスもいいし、受け答えも純粋で、今後日本チームのために頑張ってくれそうな期待を感じた」という。「これから10年は第一線で活躍できるすばらしい選手が出て来て、泣いてしまいました」と、日本競泳界の明るい未来の可能性にうれし涙があふれたことを明かした。

「泳ぎが柔らかい。水に乗っている感じで、疲れた表情もない。とにかく楽しみ」と言葉を弾ませ、「平泳ぎ、クロールと後半の2つが強いの武器。あと前半をどう上げていくかが課題だけど、この2つが上がれば3分台もいけるんじゃないかと思う」と秘めたる実力の可能性を示唆した。

藤本は、東京・よみうり大手町ホールで10月に開催される舞台「罠」に出演。また、同じく10月、東京・すみだトリフォニーホール大ホールで開催されるJOC主催「オリンピックコンサート2024」では司会を務める。

また、09年に出演し出世作となったNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の再放送(9月8日放送開始)も決まっている。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.